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vol.10

 ライブ系の読みとの違い

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(2009年12月17日ナレーターメルマガ127号より)

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TVナレーションとは、いまオンエアーされているナレーションのこと。
 
ですが、実際のテレビでは多様な表現が展開されており。どれが本質なのかを一言では説明しきれません。
 
そこで他の表現ジャンルとの『求められていること』の違いが分かればわかりやすいかも…という狙いで、他ジャンルとの表現の違いについて触れてみようと思います。
 


  

【ライブ系の読みってなに?】

 
 
例えば
  ・イベントナレーター(ナレーターコンパニオン)
  ・司会/MC
 
【ライブ系】の読みの特徴は「事前に台本をもらって覚える」ことです。
 
かなりの長文の暗記ができることが必須なので、特殊技能と言っていい能力が必要です。
 
それぞれの環境独自の、”節まわし”がついているかたも見受けられます。
 
ステージで顔出しながらですので「外見」も大切な要素になっています。
 
ライブ空間の喋りになるので「広い会場でもよく通る」ことを主眼においた発声です。
 
アドリブなど場の空気を操る対応力も重要視されます。
 


 

対して、【TVナレーター】の仕事スタイルの特徴は

 
対して、【TVナレーター】の仕事スタイルの特徴は【映像作品とコラボレーションする】。

例えば「この部分は何秒から何秒までに喋りきる」という風に、喋る尺が決まった中でのプレイになります。
 
映像もできあがっており「感じたことを自分の言葉で喋る」のではなく、他人の言葉に自分の表現をのせていく作業になります。
 
また近年のテレビには、字幕スーパーで、同時にたくさんの情報を入れ込むことができるようになりました。
 
そこでナレーターには「インフォメーション」だけではなく、さらに雰囲気などを伝えることも求められるようになっています。
 


 

【台本は本番直前にMAスタジオでもらう】


ひとつの作品を数日かけて「練り上げる」よりは、初めて見る映像と台本に「即応する能力=反射神経」が求められます。スタジオでいきなり「○○みたいな喋り方できますか?」と頼まれることも(^_^;)
 

【マイクワーク】


ナレーションを収録するスタジオブースではマイクを通して「声を録ること」に特化しています。マイクを使っての地声・ささやき・叫びなどの音声表現も活用できます。発声方法はマイクを意識した幅広いものになります。


【対象は視聴者】


「視聴者」はお茶の間にいます。家事や団らんの中での「ながら見」を想定し映像もナレーションも視聴者をつかむ工夫をしています。「振り向かせる工夫」「飽きさせない工夫」そして「説得力」が大切です。
 


 

ライフスタイルの違い

 
【イベントナレーターや司会MC系】の多くは『毎回オーディション形式で仕事をとっていく』そのために『複数の事務所を掛け持ち登録』するというスタイルで仕事をゲットしているようです。
 
【TVナレーター】にはオーディションはほとんどありません。
 
大手の事務所に所属する(掛け持ちはできません)かフリーで仕事を取っていくことになります。
 
他の芸能ジャンルと違い、フリーでも活躍の余地が多いのが【TVナレーター】なのです。

他にナレーションの質問があれば「掲示板ナレーションの虎」に書き込みしてみてくださいね。それでは。
 
 

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