ナレーターメルマガ

読み切り短編集

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 引き算のバラエティ読み

前編

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(2014年7月17日ナレーターメルマガ254号より)

 
下記は、ナレーター専用フォーラムサイト『ナレーションの虎』にかつて寄せられた質問です。書き込みは抜粋・加筆しています。
 
ナレーターメルマガ,バラエティナレーションのテクニック

 

【質問】レッスンで「引くところは引けるようになるといいね」とアドバイスいただきました。
今までは声がしっかり出なかったこともあり、特にバラエティーでは前へ前へという意識で原稿に向かっていたので、うまく引くことができません。
テンションを保ちつつ、いい感じで引き算するには、どんなことを意識すればいいでしょうか?

 
さあ、ナレーションの虎からの回答は?
 


 

ナレーター大江戸よし々の回答

 
自分も一時期"引き"の表現について悩んでいました。
 
いくら頭の中で"引き"の意識を持っていたって、現在進行形で盛ってナレーションしてるもんだから、勢いが死んでしまうのが怖くて引くに引けない。
 
(思いつきで)引いても、創り手の意図を考えずに引いちゃうもんだから、ナレーションに違和感が出ちゃったり…。
 


 
そこで自分の場合は【事前に原稿に"足し引き”を記号で書き込むようにしました】
 
視覚的に確認出来るのと出来ないのではだいぶ違うからです。
 
声の大小だけでなく、高低・読みの早さ・厚み・間など。
ゆっくり読む部分は「波線~~」を引いたり。

最初は結構ぎこちない感じになるかもしれません。
 
でもすぐに慣れますし、事前に考えて読むのと感覚だけで読むのでは大きな差が生まれます。
 


 
しばらく続けてると書き込まずとも、文章の流れだけで"足し引き"が透けて見えてきます。
 
「ああ、ここがこの文章って事は、次はこのパターンだな?」みたいな!
 
これはつまるところ、文章の理解力の向上でもあります!
初見力も鍛えられるという、一石二鳥な方法です。ヤッタネ!
 


 
最初は一行から足し引きし、次は1ページ、次は1コーナー、最後は番組全体で足し引き。
 
これが出来たら……
これが…出来たら……!
 
大江戸にもこっそりそのコツ教えて下さい(^.^)

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